カープ貯金20ならず!
若き鯉の悩み、乗り越えろ岡田! カープVSベイスターズ2連戦
ベイ相手に1勝1敗。
まあ、それは良いのですが、2戦目の負け方が良くないです。
今のカープの不安要素がもろに出ました。
まだ71試合目を終えたところで貯金18は立派なのですが後半戦へ向けての不安材料、期待材料を洗い出してみましょうか。
さて、まずはこの2連戦を振りかえってみましょう。
まず第1戦目(10回戦)は途中までシーソーゲームでしたが7回の代打新井さんの逆転タイムリー2点ツーベースで勝ち切りました。
今季はスタメン落ちが多くベンチスタートのゲームが続きますがまたしても勝負強さを見せてくれました。
1点差を危なげなく守りきった救援陣も見事でした。
当面8,9回は中崎、今村で行くようなのでジャクソンはビハインドゲームで調子を上げてからのセットアッパー復帰にするのでしょう。
彼も勝つために必要なピースですので早く調子を戻して欲しいですね。
先発した野村は6回を被安打6の3失点(自責点3)と可も無く不可でも無くといった投球でしたが大崩れせずに辛抱して投げたご褒美で味方の逆転打により4勝目が転がりこみました。
ロペス、筒香と2本塁打を浴びましたが2本共ソロだったのも幸いでした。
ランナーを溜めなかったから傷が広がらなかったとも言えますか。
ゲームを勝ちはしましたがベイの先発投手濱口を打線は打ちあぐねていました。
6回で6安打ですが四球を7個も貰っているのでもっと点が取れないといけないのですけどね。
特に2、3回は一気にKOするチャンスだったと思います。
2回は1安打3四球、3回は2安打2四球、両方のイニング共1得点止まりでした。
6回で130球も投げているし濱口も余り調子は良くなかったと思いますが、新人ながらここまで5勝を挙げ防御率も3点台前半と新人王に1番近いところにいる選手ですのでさすがに粘り強い。
ベイスターズは、濱口、石田、今永と若い左腕が3人も先発ロ―テにいるので手強いチームになりそうです。
この日のカープのスタメンは特に右打者を並べる事無くジグザグ打線を組んでいました。
データーから考えた打順だったのでしょうが成功したともいえない結果でしょうか?
ファームで戸田が続けて好投しているようですのでそろそろ1軍へ上がってくるかもしれません。
左不足のカープ投手陣には彼の力は必要ですが当面は中継ぎ起用でしょうか。
現在、リリーフ陣に一人も左がいませんからね・・
ここのピースだけはここ数年埋まりませんね。
2戦目は初回から相手のミスも有り打線が繋がり1回に3得点、3回にも松山の1発で1点を追加しました。
しかし、岡田が突如3回に崩れ4失点しこの回で降板となりました。
1,2回は全く危なげなく3者凡退に打ち取っていたのに3回になると別人のように連打されました。
これまでは制球を乱し四球から崩れていく感じでしたが今回は無四球で連打です。
3回だけで3連打を含み被安打6の4失点です。
コースが甘くは有りましたが彼の球威ならそこまで連打されるとも思えません。
四球を恐れ球を置きにいったからでしょう。
さすがにベンチの信頼も薄れているのでしょう、この回で交代となりました。
いきなり崩れだすのではそうなりますよね。
阪神戦での9点差を逆転されたゲームでも先発岡田の突然の乱調が始まりでしたから。
この日勝てばハーラー単独トップだったのですが、内容的にはまだそこを争う投手にはなっていません。
岡田の課題は悪い時にどう粘るか、悪くなったときにどう修正するかでしょう。
黒田だって若い頃はそれが中々出来ず2軍落ちもしていました。
野村は昨年辺りからそれが出来るようになってきました。
シーズン序盤はよろよろしている岡田を完投、完封させようとベンチも辛抱して投げさせていましたが、これから後半戦に入りますからシビアに勝つ為に早めの継投を仕掛けてくるでしょう。
先発投手の1番大事な仕事であるゲームを作る事、すなわち最低でも5~6回を投げ切り3~4失点以内でゲームを壊さない投球を重ねて信頼を勝ち取っていって欲しいです。
彼のパワーピッチは魅力が有るのですから期待しています。
2戦目はリリーフに出た九里、ジャクソンの2人で3イニング7失点し逆転負けしました。
4回の九里は2死無走者からの3失点ですから勿体ない感じでした。
先発が3回で降りるとその後の投手はそう簡単には代えれませんから苦しくなります。
ベンチ入りの投手の数は限られているのですから。
ジャクソンも2被弾を浴び、これで5登板連続失点です。
まあ、その中にはエラー絡みの自責点0の登板も有りますが、筒香に打たれたホームランは高めのボール球のストレートなのにライトスタンド上段まで飛ばされました。
さすが筒香とも言えますが、あの高さの真っすぐをあそこまで飛ばされるようでは球威が無いのかな?
と疑心暗鬼になります。
スライダーの制球も良くないから真っすぐが効かない事もあるでしょう。
ジャクソンは一度ファーム行きを命じて調整し直した方が良いのではないかという気がします。
今のポジションで投げるのもジャクソンにとってはモチベーションが上がらないでしょうし気分転換させた方が良いかもしれませんね。
へーゲンズと競争させる事も必要でしょうし、戸田もいます。
ベンチはどう判断するのでしょうか?
良い材料として、松山がどんどん調子を上げてきています。
今の状態なら左投手相手でもスタメンは増えそうです。
新井さんは肘の怪我が心配ですね。
ただ、もし登録抹消になれば堂林にはチャンスです。
私の予想通り筒香が調子を上げて来ており2試合続けて被弾しました。
これからの対戦時は要注意ですね。
昨年もかなり打たれましたから。
次戦の見どころ
1日休みを挟み次は地元でのドラゴンズ3連戦です。
ドラゴンズは交流戦明け4勝1敗と調子を上げてきています。
ジャイアンツ、タイガースと2カード連続勝ち越し中です。
カープは交流戦前、ナゴヤで3タテされてますのでやり返さないといけません。
私の先発予想は、
1戦目は、ジョンソン対バルデス
2戦目は、薮田対小笠原
3戦目は、大瀬良対柳
と見ますが、今季まだ八木がカープ戦に登板してませんね。
現在1軍にはいない様ですが、登録即先発がひょっとしたらあるかもです。
今季1軍での登板は1試合、3イニングのみですが現在の調子次第では分かりませんね。
では、また。
2017年6月27日(火)
10回戦 ( [デ]5勝5敗0分 )
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11回戦 ( [デ]6勝5敗0分 )
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