ジャイアンツの反攻
地元で2連敗は痛い! カープVSジャイアンツ12回戦、13回戦
読売さん、やり返してきましたね。
9連戦の最初のカードでつまづいていますが、なんのここから巻き返しです。
誠也がやや壁にぶつかっているようですが1年ずっと好調な選手は少ないですし4番を任される選手は皆強いプレッシャーとの戦いでしょうから頑張って乗り切ってもらいましょう。
オールスター戦前の9連戦ということで両チーム共ロ―テの間隔を縮めて主力投手を登板させてきています。ジャイアンツは3戦目にルーキーの畠を初登板させてきますのがカープはジョンソンで負ける訳にはいきません。
最近は投手も右投げ左打ちが増えていますね。
広島出身で大柄な選手です。
ファームでは何試合か投げていますが1軍は初登板です。
読売ジャイアンツ | |
畠 世周 |
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28 | 投手 |
はたけ・せいしゅう |
1994年5月31日生 身長186cm 体重78kg 右投 左打 |
近大広島高福山校 - 近畿大 |
2016年ドラフト2位
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ファームでの成績は、 2試合に登板し26回2/3を投げ2勝1敗、防御率2.70。
被安打、被本塁打、与四球、奪三振の数字を見ても特別目立つものは有りませんのでどんな投手かデーターではイメージが浮かびませんが、まあ防御率から見てそれなりにまとまりはあるのでしょう。
さてここまでの2戦を振りかえってみましょうか。
まず第1戦は野村と田口の先発で始まりましたが、田口からはそう点が取れないと踏んだのでしょう最近のカープでは珍しく先頭の田中が2塁打で出塁すると1回から菊池に送りバンドさせてきました。
この後6回までチャンスらしいチャンスがなかったのでここでタイムリーが出なかったのが後々まで響きました。
5回まではお互い0行進でしたから。
6回に野村が2点を失いましたが1点はバティスタの打球見失いによる失点ですし責められません。
ナイスピッチングだったと思います。
バティスタはお世辞にも守備が上手いとは言えない選手ですからその辺はベンチも有る程度覚悟して起用しているでしょう。
ただ、ファームの最初の頃見た守備よりはだいぶ上手くなっています。
勿論、最低限の1軍レベルの守備、走塁レベルに達したと判断して昇格させたのでしょうし、ナイタ―での守備に慣れれば上達していくでしょう。
その辺は少し長い目で見守りましょう。
カープとしては6回の1死1,2塁からの丸のピッチャー返しのライナーを田口に捕られ併殺となったのが痛かったですね。
でも、田口のフィールディングの良さも見事です。
投げた後に体が横へ流れる投手なら捕球は難しかったかもしれませんが田口は体が流れない事も捕球できた要因でしょう。
いい投手は球の速さやコントロールだけでなくフィールディングや牽制も上手いです。
だから勝てるし防御率もいい。
今思いつく代表的な投手の名前を挙げると引退している人も含めマエケン、菅野、桑田、東尾、西本聖あたりですね。
1戦目のカープの攻撃は1、6回以外見せ場も無く盛り上がりに欠けるゲームとなりました。サードのスタメンに西川が6番で入りましたが今、右打ちの3塁手が1軍にいないのがウイークポイントになっている感じですね。
西川は代打だと良く打ってますがスタメンだと余りふるいません。
スタメンで左打ちの3塁手なら安部の起用の方が向いているのかもしれません。
小窪か梵が状態を上げて1軍へ上がってきて欲しいところです。
梵は今年も1軍でノーヒットみたいな状況であればトレードか自由契約も有るかもしれませんので奮起して欲しい欲しいと思います。
今年の10月で37歳になりますから結果を残さないと厳しいシーズンオフになるでしょう。
2戦目も同じ様な展開で先発菅野から得点を奪えず終わってみれば2試合連続の完封負けを喫しました。
マギ―を代打でも使ってこない読売さんは余裕の勝利でした。
カープ打線が早打ちだった様でしたが、試合前に迎打撃コーチは「今日は27球で終わってもいいくらいの割り切りが必要。球種やコースを絞って右バッターで有れば外のカット、左バッターで有ればその逆の攻めを意識しながら打席に入って欲しい」
というコメントを出されていたようです。
昨年の菅野との対戦ではじっくり見ていって選んで球数を投げさせようとしたゲームも有りましたのでその時の菅野の調子、配球傾向等も見極めながら作戦をチョイスしているのかもしれません。
岡田と菅野、このゲームでは二人とも6回でマウンドを降りましたが、投じた球数は菅野が82球、岡田が103球と岡田の方が21球も多く投げています。
菅野は与四球1、被安打3、岡田は与四球3、被安打6と岡田の方が5回多く出塁を許している事も有りますが、岡田は6イニング中先頭打者を5回出塁させているので球数もかさみ、余計投球が苦しくなっていると思えます。
むしろこの内容でよく1失点(自責点1)で抑えられたものです。併殺を2個取れているからでしょうが、見ていて失点数の割には苦しい投球に感じました。
まあ、ゲームは作れているので先発投手としては合格点ですね。
この2試合を観戦した観客は盛り上がるところが無く冴えなかったでしょうね。
言葉は悪いですがいわゆる入場料の高いゲームだった感じです。
まあ、長いシーズンこういう時期も有りますがせめて1ゲーム1回位は「宮島さん」を
歌えないとフラストレーション溜まります(笑)
7回、9回の失点が痛かったですが、ビハインドゲームだと勝ちパターンの投手はつぎ込みにくいですからね。
田口、菅野は今シーズンもまだ何回か対戦するでしょうから作戦を考え直さねばなりません。ジャイアンツもカープ戦にはだいぶ負け越しているから意地になって向かってくるでしょう。
3タテされる訳にはいきませんのでルーキーをたたいてまずは連敗脱出と0封負けストップです。
今日は二桁安打を期待しましょう!
では、また。
2017年7月4日(火)
12回戦 ( [広]10勝2敗0分 )
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2017年7月5日(水)
13回戦 ( [広]10勝3敗0分 )
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