カープVSジャイアンツ 第2回戦
止まらぬ勢い
2017年4月12日(水)
東京ドーム | 試合時間 - 2:47 ( 開始18:00 終了20:47 ) 入場者 - 41,730 |
R | H | E | |||||||||||||
広島東洋 | 0 | 2 | 4 | 0 | 1 | 0 | 0 | 2 | 0 | - | 9 | 11 | 0 | ||
読 売 | 2 | 0 | 0 | 0 | 3 | 0 | 0 | 0 | 0 | - | 5 | 6 | 0 |
勝投手 : | 床田 ( 1勝0敗 ) |
敗投手 : | 内海 ( 1勝1敗 ) |
本塁打 : | [広] 新井 2号 ( 2回1点 内海 ), 3号 ( 3回3点 内海 ) |
[広] エルドレッド 3号 ( 2回1点 内海 ), 4号 ( 3回1点 内海 ) | |
[巨] 阿部 5号 ( 1回2点 床田 ) | |
[巨] 村田 1号 ( 5回3点 床田 ) |
4月負けなしの9連勝です。
本当に強いですね、今のカープ。
投手陣が結構失点したら打線がすぐに取り返す力が有ります。
打線が余り打てない時は投手陣が踏ん張ります。
投打の歯車が凄く噛み合っています。
連勝はいつか止まりますが、その後が大事です。
2勝1敗ペースで大きな連敗をしない様に戦っていけば今年もAクラスは堅いでしょう。
まずは貯金二桁ですね。
1日で別人の様なエルドレッド
エルドレッドは昨日4三振を喫し、また外のボール球を追いかける悪い癖が出てきたので心配だという記事を書きましたが、一夜明けると別人の様になっています。
前日のゲームは4打数4三振、この日のゲームでは3打数3安打3打点2ホーマー。
オープン戦の大不振といい本当に掴みどころが無い選手です(笑)
日本テレビのアナウンサーが中継の中で言ってましたが、打撃練習の順番を書いたボードの選手名のところでエルドレッドの名前の横にひらがなで「こんぱくと」と書いてあったということですがこの「こんぱくと」をコーチが口を酸っぱくして徹底させたのでしょうか。
前日とは違って大振りせずセンターから右へ打ち返す打撃でした。
彼のパワーなら逆方向でもスタンドまで十分届きますのでこういう打撃をしていれば相手投手も恐れるでしょう。
後は外のボール球の見極めです。
強引にブンブン振り回す悪癖が出なければ彼はもっと率も残せるし、本塁打数も増えると思うのですが・・
11試合69得点と素晴らしい破壊力を魅せる打線!
新井選手も4番に座り、4打数2安打4打点2ホーマーと大活躍でした。
今後も連戦が続く時はどこかで休みを挟みながらの起用になると思いますが、今年も頼りになる4番です。
鈴木や松山が結果を残し4番の座を掴んで欲しいという気持ちも有りますが新井も簡単に明け渡しそうにはありませんね。
打線はこの日も11安打9得点と効率の良い攻めでした。
対する読売も6安打5得点と悪くは無いのですが投手が点を取られ過ぎで追い付けませんでした。
5回を終わってお互い空中戦で、ホームランによる得点がカープは新井がソロホーマー、3ランホーマー、エルドレッドがソロホーマー2本で6得点。
読売が阿部の2ラン、村田の3ランで5得点でしたが6回以降はお互い中々点が入らず8回の代打堂林の2点タイムリーがダメ押し打となり競り勝ちました。
堂林は起用された場面で結果を残して行けばいずれスタメンも有るでしょう。
サ―ドの方がチャンス有りそうですが、今年は外野と1塁専門で行くのでしょうか?
キャンプから3塁の練習はしてなかったみたいでしたね。
ルーキー床田も粘投で初勝利!
投手ではルーキーの床田が7回を投げ被安打5、8奪三振、1四球、失点5(自責点5)で初勝利を挙げました。
5回5失点で6回表に打席が回るので交代だろうと見ていましたが代打を送らず続投でした。
失点がやや多いですが四球を出さないし、三振を取れる、大崩れしないところがベンチの信用を得たのでしょうか?
加藤と違い球数も少なく7回を投げて97球でしたし、5回を終わった時点では球数は50球未満でした。
5回に村田に3ランを打たれた事が残念でした。
ほぼ真ん中に入って来ましたし村田も見逃さずに一振りで仕留めました。
彼もスタメンで出たいでしょうから必死です。
ベンチの信頼を得ている様ですので今後も先発で起用されそうですから次回は失点を少なくし防御率下げる投球をして欲しいです。
いつもいつも打線も大量点を取れる訳でも有りませんから。
連勝継続のポイントは?
第3戦目の先発投手は大瀬良と吉川光と発表されています。
左腕投手相手ですからカープのスタメンはまた右打者を並べるでしょう。
ほぼ2戦目と同じメンバーになるかと思います。
11試合を消化しましたので、そろそろ下水流や松山にも1本出して欲しいですね。
ここまで2試合読売の選手を見ていて阿部の打撃の調子の良さが目につきます。
阿部の長打を防ぐ事は勝つ為の大きなポイントです。
故障が癒えたのか、ここ数年では一番調子良さそうでけど、不慣れな1塁守備のまずさも目につきます。
打球処理もですが送球の判断ミスが失点にも結び付いています。
1戦目はフィルダースチョイス(野選)、2戦目は記録には残らなくても守備でのまずい判断が有りました。
9回2死1塁の場面で1塁ランナーの丸が飛び出しましたがランナーを深追いし過ぎて2塁へ進塁させてしまいました。
ここは結果的には失点には繋がりませんでしたが阿部の1塁守備はカープとしては付け込み所です。
他のチームもここは付け込んでくるでしょう。
ヤクルトだったらバレンティンの緩慢でまずい守備、走塁。
野球は打つだけではないので弱みを見せたら必ず付け込まれます。
3戦目は阿部の守備も注目です。
相手の隙を付く走塁はカープのお家芸ですから。
さあ、今夜は10連勝を期待しましょう!!