カープVSスワローズ 第1回戦~3回戦の振り返り
ドラ1加藤アッパレ!!
マツダスタジアム | 試合時間 - 2:44 ( 開始18:00 終了20:44 ) 入場者 - 29,675 |
R | H | E | |||||||||||||
東京ヤクルト | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | - | 1 | 3 | 0 | ||
広島東洋 | 1 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | X | - | 4 | 8 | 0 |
勝投手 : | 加藤 ( 1勝0敗 ) |
敗投手 : | 石川 ( 1勝1敗 ) |
セーブ : | 中﨑 ( 1セ ) |
ドラ1ルーキー加藤投手が9回1死までノーヒットノーランと見事なピッチングを見せてくれました。
これでチームは5連勝です!
8回1/3を投げ被安打2、奪三振7、失点1(自責点1)と長いイニングを投げクローザ―の中崎以外のリリーフ投手を休ませる事が出来ました。
7四球と相変わらず四球が多く球数も135と嵩みました。
ノーヒットノーランがかかっていなかったら7回か8回で交代だったかもしれません。
しかし、長いイニングを投げゲームを作ってくれたので先発投手としては十分合格点です。
ボール球が多く四球も多い荒れた内容でしたがそれが奏功して打者が打ちにくかった面も有るのでしょう。
石原のサインに何度も首を振る場面が有り、何を投げたいのかなと見ていたらフォークを投げる事が多かったですね。
落差が小さいフォークですが腕が振れているから打者にはチエンジアップの様になり効果的なのでしょうか。
スローで見るとボールの挟み方は浅い様なのでスプリットなのかもしれません。
余り落差がないので打者もかえって見逃せないのかもしれません。
かなりフォークの割合が多い様なので本人も自信が有る球種なのでしょう。
ストレートも早く球威が有る様でほとんど外野へ飛ばず、内野ゴロが多いのでランナーを出しても併殺でしのいでいました。
ただ、いつもこう上手くは行かないでしょうしランナーを溜めての長打という怖さも有りますので制球力のアップが必要です。
加藤の投球間合いは短く、ちぎっては投げちぎっては投げという感じでこういう投手、個人的に好きです。
最近の投手は1球1球の間合いが長いですからね。
試合時間も2時間44分と久しぶりに3時間を切るゲームでした。
打線の方は8安打4得点とガンガン打った訳では有りませんがまずまず効率の良い攻めだったと思います。
新井選手はこの日も打点を上げてくれました。
なにより小窪に1本出たので周りも喜んでいたそうです。
貴重な2点タイムリーでゲーム展開を振り返っても大きな2点でした。
2本目のヒットもこのゲームで出ましたし、7回の三塁線の打球を好捕しノーヒットノーランを繋いでくれました。
これで乗って行ってくれると良いのですが。
三塁はレギュラーといえる選手がいませんから相手投手が左腕の時は出番が多いと思います。
明日の先発投手は岡田ですが今度はピリッとした投球をしてくれれば良いのですが、前回の様な内容だと2軍落ちも有るかもしれません。
頑張りましょう!
追伸
1つ気になる事が有ります。
チケットは売り切れのはずなのに入場者数は、29675人と3万人を切っています。
最大で3万2千人収容ですが、年間指定席保持者とかこれない人もいるかとは思いますがそれでも3万人切っているのは何故なのでしょうか?
転売やの高額転売チケットが大量に売れ残っているから?
もしそうならこれにこりてこういう事は止めてくれれば良いのですが・・
今度は岡田が好投!!
マツダスタジアム | 試合時間 - 3:13 ( 開始14:00 終了17:13 ) 入場者 - 31,061 |
R | H | E | |||||||||||||
東京ヤクルト | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | - | 1 | 7 | 0 | ||
広島東洋 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | X | - | 2 | 6 | 0 |
勝投手 : | 岡田 ( 1勝0敗 ) |
敗投手 : | 小川 ( 0勝2敗 ) |
セーブ : | ジャクソン ( 1セ ) |
昨日の加藤に続き、昨年のドラ1岡田が好投しました。
8回1/3を投げ被安打5、9奪三振、失点1(自責点1)と加藤同様完投目前にしながらの降板となりました。
球数も147と昨日の加藤以上に嵩んでいます。
彼もまた制球に難が有り5四球です。
無四球試合を何度もやっていたマエケンはやはり制球力高いですね。
長いイニングを投げる為には制球力を上げ球数を減らす事が必須です。
しかし、9回をむかえても150キロ台を連発していましたのでスタミナがアップしたのですね。
緒方監督の談話でも「昨季は80球で球の力が落ちていたので本人もスタミナ面を意識して取り組んでいた。最後は球がシュート回転していたが、やってきたものを出してくれた。素晴らしい」と誉めていました。
加藤も岡田も8回にきても球の質が落ちていないから完投を狙わせたのでしょう。
もっとも加藤は8回までノーノーですから替えるわけにはいかないでしょうが(笑)
打線は6安打2得点と少し勢いが落ちてきた感が有りますが、今は投打の歯車が噛み合っているので連勝が続いています。
これで読売と勝率で並んで首位タイに浮上しました。
2得点ながらカープのお家芸ともいえる重盗がまたも決まりました。
1塁ランナーが走った事で捕手は投手の小川に向かって送球しましたが、肝心の小川がサインを見落とした様でよけてしまった為、2塁手の前で緩いワンバンとなり3塁ランナーが楽々生還となりました。
昨年の日本シリーズでも大谷投手が同じミスをしましたが投手もいざとなると投球に気がいき過ぎてサインを見落とすのでしょうか?
ヤクルトもキャンプで徹底練習した連係だったそうで真中監督オカンムリだったそうです。
黒田の引退、ジョンソンの一時離脱により先発投手陣は皆20代と若いスタッフになっています。
切磋琢磨して伸びてくれれば投手王国復活です。
これには逆指名制度廃止が大きかったかなと思います。
カープがここまで強いチームになれたのもここが一番大きかったと個人的にはそう思っています。
逆指名制度に加え契約金の上限が1億プラス出来高払い最大で5千万という名ばかりの制度だった為、資金が豊富な球団ばかりに有力選手が流れていましたからね。
読売はドラフト上位指名選手の契約金を5億~6億、阿部に至っては10億の契約金を出していたそうですから、最大1億5千万円のカープには中々逆指名してくれる選手がいなかった訳です。
罰則のない制度はいかに守られないかという事です。
一定の球団にばかり有望選手が流れていては日本のプロ野球は衰退します。
大リーグには総年棒の高い球団には贅沢税を徴収し収入の少ない球団に配分する等、戦力の均等化を図る為の制度がいくつか設けられています。
日本のプロ野球界も共存共栄に向けて近年少しづつ改善されてきたようには思います。
いずれはサッカーの様にレンタル選手制度とかも有りになるかもしれませんね。
まずはファンありきでファンファーストの制度へ改善していく事を望みます。
選手の高額年棒を払っているのはファンが落としてくれるお金なのですから。
高度なプレーを見せて貰い、ファンが満足してお金を出すことこそウインウインです。
3戦目も勝って7連勝で単独首位の朝刊を読む事を楽しみに待ちます!
逆転勝利で7連勝!!!
マツダスタジアム | 試合時間 - 3:22 ( 開始13:30 終了16:52 ) 入場者 - 31,304 |
R | H | E | |||||||||||||
東京ヤクルト | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | - | 1 | 7 | 0 | ||
広島東洋 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | X | - | 2 | 6 | 0 |
勝投手 : | 九里 ( 2勝0敗 ) |
敗投手 : | 星 ( 0勝1敗 ) |
見事な集中打で逆転し連勝を7まで伸ばし、九里は早くも2勝目を挙げました。
この連勝どこまで続くのでしょうか?
ゲームを振りかえってみると勝因は九里の好投と7回裏の打線の集中打と相手のミスとミスに付け込む攻撃が出来た事でしょうか。
8安打で6得点と今日も効率の良い攻めでした。
ショートの大引とレフトのバレンティン、1イニングに連続して2個もエラーが出たのではピッチャーもたまったものでは有りません。
九里投手は投球内容が安定してきました。
今日は7回を投げ球数121、被安打4、与四球3、2失点(自責点2)で7回以外は連打を浴びていない良い投球だったと思います。
このままローテンション投手として1年間投げ続けられれば自ずと数字もついてくるでしょう。
二桁勝利、防御率、規定投球回数、色々有りますが先ずは規定投球回数をクリアする事でしょう。
今日は読売が阪神の負けましたのでカープが単独首位となりました。
次のカードは東京ドームでの読売3連戦となりますのでマスコミが首位攻防戦とか書くのでしょうね(笑)
なんぼにも気が早過ぎですが対戦が注目され盛り上がるのはいい事です。
観客動員、テレビ視聴率にも好影響がでるでしょう。
私も楽しみです。
10連勝を期待しましょう!!