侍JAPAN WBC 1次予選 対オーストラリア戦
祝2連勝!
順調な滑り出しで2連勝し1次予選突破へリーチです。
油断は禁物ですがこれで次の相手は格下の中国ですし2次予選進出はまず間違いないでしょう。
中国戦は大差がつけばここまで出番が無い選手も使っておきたいところです。
ゲームに出ないと選手はどんどん調子を落とす傾向にありますから今後の戦いに向けて他の選手も状態を維持して欲しいです。
今日のB組は日本とキューバはゲームが無く、オーストラリア対中国戦が19時から組まれています。
どちらかが2敗になりますから負けた方が1次予選敗退となります。
A組は既にイスラエル、オランダが2次予選進出を決め、韓国と台湾の敗退が決まりました。
韓国はこれでWBC2大会連続で1次予選敗退です。
どうしたのでしょうか?
メジャーリーガーが全員不出場らしいですが日本だってメジャーリーガーは青木だけですから。
ただ、今年の韓国チームは史上最弱チームと言われていたらしいので地元開催で1次予選敗退でもファンは怒らず静かなのでしょうか?
加えて現在大統領不在の様な状態ですので国民も沈んでいるのかな?
こんな状態で平昌五輪大丈夫なのでしょうか?
ちなみにC組、D組は今日から1次予選が始まります。
C組はマイアミ、D組はグアダラハラ(メキシコ)で開催です。
日本時間で朝の8時頃ゲーム開始です。
プールB順位表
順位 |
国名 |
勝 |
負 |
得点 |
失点 |
打率 |
防御率 |
本塁打 |
盗塁 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 |
日本 |
2 |
0 |
15 |
7 |
.319 |
3.50 |
4 |
3 |
2 |
キューバ |
1 |
1 |
12 |
11 |
.352 |
5.29 |
1 |
3 |
3 |
オーストラリア |
0 |
1 |
1 |
4 |
.161 |
4.00 |
1 |
0 |
4 |
中国 |
0 |
1 |
0 |
6 |
.034 |
6.75 |
0 |
1 |
プールA順位表
順位 | 国名 | 勝 | 負 |
得点 | 失点 | 打率 | 防御率 | 本塁打 | 盗塁 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | イスラエル | 2 | 0 | 17 | 8 | .337 | 2.84 | 2 | 0 |
2 | オランダ | 2 | 0 | 11 | 5 | .348 | 2.50 | 2 | 2 |
3 | 韓国 | 0 | 2 | 1 | 7 | .203 | 3.50 | 0 | 1 |
4 | チャイニーズ・タイペイ | 0 | 2 | 12 | 21 | .301 | 10.06 | 1 | 1 |
明暗分けた5回の攻防
昨日は日本の投手陣、皆良い出来でしたね。
菅野は5回を投げ切って欲しかったですが4回1/3を投げてホームランによる1失点のみなので十分でしょう。
攻撃陣は8安打4得点と第1戦ほどの破壊力では有りませんが、筒香と中田にホームランが出たので今後が楽しみです。
この二人は今のJAPAN打線の軸ですからね。
中田、鈴木にヒットが出ましたのでここまで先発出場した野手には全員安打が記録されました。
2戦目のポイントは5回の攻防に有ったと個人的には思います。
日本は5回表の攻撃で松田の犠牲フライにより同点に追い付きました。
その裏のオーストラリアも1死満塁のチャンスを作りましたが無得点でした。
ここがこのゲームの勝敗を分けたかと思います。
菅野の球数が65球を越えたので自動的に投手交代となり1死1,2塁で2番手投手として岡田がマウンドへ上がりました。
最初の打者へいきなりストレートの四球を与え1死満塁となり次の打者にもツーボールノーストライクと6球連続でボールと押し出しのピンチでした。
ここで捕手の小林がタイムを取りマウンドへ行きました。
何を言ったかは分かりませんが、あの場面、あの状況では多分岡田も頭真っ白で何を言われても頭に入らないでしょうね(笑)
想像するに小林は「真ん中へ投げろ」と言うぐらいしかなかったのではないかと思います。
長打を喰らったらえらい事ですがストライクが入らないと野球になりませんからね。
まあ、あの場面はマウンドへ行って間を取るだけでも意味が有ったと思います。
その前に坂本も何か岡田に声を掛けていましたし、スタンドのファンからも「岡田頑張れ!」という声がいくつか掛かりました。
その後にスタンドから大きな拍手で岡田を盛りたてていましたし、岡田にとっては心強かったでしょう。
ホームでゲームが出来るのは強みですね。
3球目はほとんどど真ん中でひゃっとしましたが(笑)
相手打者も力んだのか内野ゴロで併殺となり0で抑えました。
結果オーライですが確かに真ん中だから絶対打てるわけでもないですし全くストライクが入らないのでは野球になりません。
あの場面で押し出しや長打を打たれ交代となっていたら次に岡田を使いにくくなったでしょうから0で抑えたのは収穫だと思います。
後を繋いだ千賀、宮西、牧田もほぼ完璧でした。
5回に大量失点していたらどうなったのでしょうか?
考えると寒気がします。
あの場面でマウンドへ行き間を取った小林と、暖かく岡田にエールを送り盛りたててくれたスタンドのファンが殊勲者ですね。
今後の展望
中国戦の先発投手は誰でしょうか?
まだ投げてない投手の中で推測すると武田辺りでしょうか?
野手は秋山、平田、田中、内川、の4人から誰かスタメンで使うのではないかと予想します。
1次予選勝ち抜きはほぼ決まりですから使って選手の状態を見ておく事も大事だと思います。
2次予選に入ったらそんな余裕は無いでしょうから。
捕手も小林以外の選手のリードを見たいですね。
肩は小林が一番ですが打撃はイマイチですしバントも上手くないですし(笑)
9番目の打者でも有りますから。
気が早いですがA,B組の上位2チームによる2次リーグは12日~16日に東京ドームで開催されます。(2次予選はE組と呼ばれます)
A組:イスラエル、オランダ
B組:上位2チーム(未定)
上位2チームが勝ちぬきとなりロサンゼルス開催の決勝トーナメント進出となります。
1次リーグで登板した投手の球数
第1戦
石川:58球
則元:44球
岡田:4球
平野:15球
秋吉:5球
牧田:19球
第2戦
菅野:66球
岡田:7球
千賀:32球
宮西:13球
牧田:18球
大会ルールはこちらで確認出来ます。
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