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鯉オヤジの日常日記

広島カープ情報をメインに、食べ歩き、映画、生活お役立ち情報、日々の思い等、思い切りごちゃまぜのブログです!!

名球会って何だっけ?③

2017年度中に2000本安打達成しそうな選手

 

(敬称略)

氏名 所属 昨年まで 達成まで残り安打数(2016年終了時) 達成まで残り安打数(2017年6/22現在)
福浦 和也 ロッテ 1932 68 55
阿部 慎之助 巨 人 1917 83 31
内川 聖一 ソフトバンク 1896 104 40
鳥谷 敬 阪 神 1872 128 65

 

今シーズンは、2000本安打に到達しそうな選手が中日の荒木雅博、ロッテの福浦和也、巨人の阿部慎之助、ソフトバンクの内川聖一、阪神の鳥谷敬、ヒューストンアストロズの青木宣親と6人もいます。

(荒木、青木は既に達成)

6人共に大台に達すれば、阪神の藤田平、広島の衣笠祥雄、阪急の福本豊、西武の山崎裕之の4人が2000本安打を達成した1983年を上回る大豊作です。

 

2018年以降に2000本安打を達成しそうな選手

氏名 所属 昨年まで 達成まで
坂本 勇人 巨 人 1402 98
田中 賢介 日本ハム 1350 150
川﨑 宗則 ソフトバンク 1493(NPB1343,MLB150) 達成済

 

そして6人の下にも現役中に、2000本安打を達成しそうな選手が控えています。読売の坂本勇人はまだ28歳ですが、2017年6月22日現在で1482安打を放っており、大きな故障が無ければ今季中の1500安打達成は間違い有りません。

このペースなら32歳くらいで2000本に達する勢いで、張本勲の3085本に迫って、「あっぱれ!」と言わせるかもしれませんね。

日米通算安打数では既に4000本を越えているイチローがいますが、NPBのみならいまだに張さんの3085本がトップですから坂本がMLBへ行かずNPBのみで現役を終えれば張さんの記録更新する可能性は十分有りそうです。

川崎宗則は日米通算では既に1500安打を達成しています。

2017年6月22日現在、NPBで1371安打、MLBで150安打の計1521安打を放っています。

MLB時代に5年間で150安打しか打っていないのでかなりのペースダウンとなっているのが勿体なく、ずっとNPBでプレーしていれば既に2000安打を達成していた可能性が高いと思われますが、この辺は本人の意思ですしそこは彼にとってさほど大きな意義は無かったのかもしれません。

川崎宗則、田中賢介共に今年36歳なので日米通算2000安打達成は微妙なところです。

後何年レギュラーで出場出来るか、後何年現役でいるかという事が記録達成を大きく左右するでしょう。

 

2018年以降に200勝、250セーブを達成しそうな選手

 

打者の大目標が「2000本安打」だとすると、投手は「200勝」「250セーブ」でした。

共に「名球会」の入会基準でもあります。

ただこちらは、当面、達成者が出そうな気配は有りません。

 

<現役のNPB+MLB合算勝利数5傑と年齢(6月22日時点)>
1 石川雅規(ヤ) 156勝/37歳
2 杉内俊哉(巨) 142勝/36歳
3 内海哲也(巨) 127勝/35歳
4 和田毅(SB) 129勝/36歳(NPB124勝、MLB5勝)
5 涌井秀章(ロ) 121勝/30歳 

6岩隈久志(シア)170勝/36歳(NPB104勝、MLB63勝)

7ダルビッシュ有 145勝/33歳(NPB93勝、MLB52勝)

8田中将大    143勝/29歳(NPB99勝、MLB44勝)

9松坂大輔    164勝/36歳(NPB108勝、MLB56勝)

 

150勝しているのは石川だけ。今季6月22日時点で4勝を挙げていますが、あと44勝を挙げるころには40代になっているのではないかと思われますが、果たしてそこまで現役を続行しているか、大きな故障をしない事も必要です。

松坂世代の杉内はここ2年、一軍では投げてなく年齢も36歳なので200勝は厳しそうです。

内海は今季復活していますが、6月22日時点で7試合に登板し35回2/3を投げ、1勝5敗、防御率6.06と全くふるいません。

35歳で残り73勝は道遠しの感があります。

同じく松坂世代の和田は昨年最多勝、今季も開幕投手を務めましたが、現在は故障中です。

この中で一番年齢が若い涌井に期待がかかりますが、今年31歳で残り81勝は決して楽では有りません。しかし、コンスタントに二桁勝利をあげていけば十分到達可能な数字では有ります。

まずは、速く150勝に到達することですね。

次に200勝へ到達しそうなのは、シアトルマリナーズの岩隈久志かと思われます。

2017年6月日時点で日米合算170勝をあげていますが、今季はまだ勝ち星をあげていません。

今季は6試合に登板し31回を投げ、0勝2敗、防御率4.15とふるいません。

4月28日以降登板も無く故障しているのでしょうか?

情報が出ていませんのではっきりとは分かりませんが、故障か不振でのマイナー落ちなのでしょう。

今年36歳で後30勝ですので彼も大きな故障が無ければ日米通算200勝はまず間違いないでしょうし現状では彼が1番近いところにいますので頑張って欲しいですね。

                            

 

※ダルビッシュ、田中、松坂が抜け落ちていましたのでデーターを追加しました。

(6月23日22:00)

 

 

 <現役のNPB+MLB合算セーブ数4傑と年齢(6月22日時点)>

 

1藤川球児(阪)  225S/37歳(NPB223S,MLB2S)

2サファテ(ソ)  195S/36歳

3武田久 (日)  167S/38歳

4永川  (広)  165S/36歳

 

セーブ数では藤川球児が後25Sで250Sなのですが、現在は中継ぎのポジションで投げている為、セーブ数が全く伸びていません。

藤川は、日米合算で48勝32敗225セーブ、113ホールドの成績をあげていますので、勝ち星やホールドポイントを換算しセーブ数に合算すれば名球会入りはまず間違いないでしょうが現状ではそういう制度にはなっていません。  

なので、250セーブを狙うにはまずクローザ―へ返りざかないと行けません。

しかし、全盛期のような球威が無い今の藤川ではクローザ―のポジションを務めるのは難しいかなと思います。

サファテは今季もここまで既に20Sもあげており、NPB通算195Sと250Sまで残り55Sですので来季も日本へ残留すれば来期中にも達成しそうです。

今年36歳なので日本で現役を続行すればまず間違いなく250Sあげるでしょうが、サファテ本人が名球会入りを望むかですね(笑)

武田は今季中継ぎの位置で投げている為セーブは全くあげていません。

また、38歳と年齢的に残り83Sはきついかなと思います。

永川もここ数年は中継ぎでの登板しかなく、2010年以降は2Sしかあげていませんし、今季はここまで1軍での登板も全く有りません。

36歳とこちらも年齢的にきついと思います。

 

色々と調べて書きましたが個人的には名球会入り出来なくても殿堂入りしている選手もいますしこちらも名誉な事では有ります。

名球会入りすると色んな活動へ参加出来る、少年野球教室へ参加出来る、モルツ球団のゲームへ参加出来る(笑)

等々メリットが有りますし、球界の互助会的な面も有るようですのでほとんどの選手が入会資格を得ると入会しているのかもしれませんね。

勿論、名誉なことでも有ります。

 

名球会が行っている活動

調べてみるとかなり色んな活動を行っています。

勿論、野球を通じてでは有りますが多分、余り知られていないでしょう。

私は、日ごろ北別府さんのブログをチエックしていますので、名球会の行事であちこち行かれているのは何となく知っていましたがこれほどとは知りませんでした。

こうしてみると名球会、社会貢献度の高い団体ですので入会資格を得るのは名誉な事ですね。

 

【野球教室】

 

1)少年野球指導

 

名球会野球教室

・野球が好きで上手になりたい青少年にピッチング、バッテイング、守備のコツを指導しています。

 

 

名球会ベースボールフェスティバル

・自治体などからの要請で文部科学省の後援をいただき、野球に親しむ体験指導をしています。

 

 

2)少年野球教室

・地域において青少年が継続して野球を楽しめるように、野球大会や用具の支援をしています。

 

名球会冠野球大会

・「名球会メモリアルカップ毛呂山少年野球大会」の開催を支援しています。

・「名球会杯全国選抜選手権大会」の開催を支援しています。

 

野球用具寄贈

・多くの方々にご協力いただき、野球を行う用具を持たない国内外の青少年を支援しています。

 

 

 

【社会貢献】

 

1)チャリティ

・社会的に恵まれない方々へ日本赤十字、社会事業団などを通じて支援しています。

 

名球界チャリティイベント

・名球会チャリティゴルフへ総会後に会員が参加

・東日本大震災被災者支援イベント時の募金集めへ参加

寄付

点字図書館様へ

・ハワイHCC社会事業団様へ

 

2)東日本大震災被災者支援

被災地で苦労されておられる方々の「心のケア」活動をしています。

 

・仮説住宅の方々との交流(各被災地へ出向き実施)

 

3)国際野球振興

現在、アジアを中心に野球に興味を持って楽しんでもらえるように普及活動をしています。

 

少年野球クリニック(台湾)

・台湾に暮らし、日本人学校に通う日本人の子弟の少年達が野球を楽しめるように指導しています。

 

スモ―キンマウンテン少年野球育成プロジェクト(フィリピン)

*国際青年会議所所属のJCIマニラ、JCI東京との共同事業

・厳しい環境下に暮らす地元の少年達が安全に野球を楽しめるように指導、支援しています。

 

少年野球教室(ベトナム)

*国際交流基金アジアセンター助成事業

 

・ベトナムと日本人学校の子供達に、野球の基本を一人一人指導し、野球を楽しみながら”上手に、もっと好きに”なってもらえるように支援しています。

 

 

日・韓プロ野球レジェンドマッチ/少年野球クリニック(韓国)

*韓国プロ野球OB会の一球会との共同事業

 

・韓国のプロ野球OBとの国際親善試合を通じて交流を深めるとともに、韓国の障害を持つ少年達に野球の楽しさを体験してもらえるような指導も積極的に行っています。

 

 

 

【講演会】

個性豊な監督の下でプレーし数々の記録を塗り変え、そして監督・コーチを経験した会員。その練習法方法や記録にまつわる秘話など話題は豊富です。また、ご要望を取り入れた講演も柔軟に対応しています。

 

1)青少年向け

少年野球チームなど

・グランドで得た経験をもとに、野球への取組み方や練習方法、"夢に向ってチャレンジする"意志と行動力 の大切さなどについてお話しています。

 

2)社会人向け

地域の方々、企業人など

・選手、監督として経験したコミュニケーション、マネジメントなどの観点からのお話をしています。

 

 

【ASEAN野球教室】

本事業は、国際交流基金アジアセンターの助成金を受けた事業です。

 

1)名球会アセアン野球inマニラ

 

JCIマニラ共同主催「スモ―キ―マウンテンプロジェクト」

マニラ市内の大学野球チームとの親善試合

マニラ日本人学校で講演

 

 

※今回のテーマ「名球会って何だっけ?」はこれで終わりです。

最後までお読み下さった皆さま、本当に有難うございました。_(._.)_

名球会って何だっけ?②

入会資格は?

名球会は、以下の入会資格を満たした上で、入会の意思を表示すれば入会することができます。

(参加はあくまで任意であり、入会するかどうかは本人の意思によります)

なお、国籍は問わないので、入会資格を満たして入会の意思を示せば外国人選手・元選手も入会できます。

2017年現在の入会資格は以下の通りです。

  • NPBの選手または元選手
  • 昭和生まれ以降
  • 日米通算(NPB、MLBの合算)で以下のいずれかを達成(ただし、NPBでの記録をスタート地点とする

「NPBでの記録をスタート地点とする」とは、NPBの球団に所属してからの記録に限って、MLBの成績も合算するという意味です。

つまり、NPBの球団へ入団する以前のMLBでの成績は合算されず、NPBの球団から退団して以降のMLBでの成績は合算される。なお韓国プ野ロ球台湾プロ野球日米の独立リーグなど、NPB・MLB以外での記録は含まれません。

例えば、2012年にアレックス・ラミレスが、2013年にアンドリュー・ジョーンズがそれぞれ日米通算2000安打を記録しましたが、これらはNPBに入団する以前のMLBでの記録を合算したものだったため入会資格は得られませんでした。

しかし、ラミレスは2013年にNPB通算2000安打を達成したため、外国人選手としては初めて入会が認められています。

 

2016年までの名球会員

 

△=日米通算  ※=現役選手   故人=名誉会員    
           
投手          
勝利数(資格:通算200勝以上)      
           
選手名 最終勝数 達成日 達成時年齢 最終所属球団 備考
米田哲也 350 1966年8月14日 28歳5か月 近鉄  
小山正明 320 1964年8月13日 30歳0か月 大洋  
鈴木啓示 317 1977年4月26日 29歳6か月 近鉄  
山田久志 284 1982年4月29日 34歳0か月 阪急  
稲尾和久 276 1962年8月25日 25歳2か月 西鉄 故人
梶本隆夫 254 1967年6月6日 32歳1か月 阪急 故人
東尾修 251 1984年9月15日 34歳3か月 西武  
工藤公康 224 2004年8月17日 41歳3か月 西武  
村山実 222 1970年7月7日 34歳6か月 阪神 故人
皆川睦雄 221 1968年10月6日 33歳3か月 南海 故人
山本昌広 219 2008年8月4日 42歳11か月 中日  
村田兆治 215 1989年5月13日 39歳5か月 ロッテ  
北別府学 213 1992年7月16日 35歳0か月 広島  
江夏豊 206 1982年7月2日 34歳1か月 西武  
黒田博樹 203 2016年7月23日 41歳5か月 広島
(日124/米79)
平松政次 201 1983年10月21日 36歳1か月 大洋  
野茂英雄 201 2005年6月15日 36歳9か月 ロイヤルズ
(日78/米123)

 

 

救援(資格:通算250セーブ以上)      
           
選手名 最終セーブ数 達成日 達成時年齢 最終所属球団 備考
岩瀬仁紀 402 2010年6月16日 35歳7か月 中日
佐々木主浩 381 2000年7月16日 32歳4か月 横浜
(日252/米129)
高津臣吾 313 2003年8月16日 34歳8か月 ヤクルト
(日286/米27)

 

野手          
安打(資格:通算2000安打以上)      
           
選手名 通算安打数 達成日 達成時年齢 最終所属球団 備考
鈴木一朗 4308 2004年5月21日 30歳6か月 マーリンズ ※△
(イチロー) (日1278/米3030)
張本勲 3085 1972年8月19日 32歳2か月 ロッテ  
野村克也 2901 1970年10月18日 35歳3か月 西武  
王貞治 2786 1974年8月4日 34歳2か月 巨人  
松井稼頭央 2683 2009年8月15日 33歳9か月 楽天 ※△
(日2068/米615)
松井秀喜 2643 2007年5月6日 32歳10か月 レイズ
(日1390/米1253)
門田博光 2566 1987年8月26日 39歳6か月 ダイエー  
衣笠祥雄 2543 1983年8月9日 36歳6か月 広島  
福本豊 2543 1983年9月1日 35歳9か月 阪急  
金本知憲 2539 2008年4月12日 40歳0か月 阪神  
立浪和義 2480 2003年7月5日 33歳10か月 中日  
長嶋茂雄 2471 1971年5月25日 35歳3か月 巨人  
土井正博 2452 1977年7月5日 33歳6か月 西武  
石井琢朗 2432 2006年5月11日 35歳8か月 広島  
山本浩二 2339 1984年5月5日 37歳6か月 広島  
高木守道 2274 1978年4月5日 36歳8か月 中日  
山内一弘 2271 1967年10月14日 35歳5か月 広島 故人
大杉勝男 2228 1981年7月21日 36歳4か月 ヤクルト 故人
井口資仁 2224 2013年7月26日 38歳7か月 ロッテ ※△
(日1730/米494)
大島康徳 2204 1990年8月21日 39歳10か月 日本ハム  
若松勉 2173 1985年10月9日 38歳5か月 ヤクルト  
稲葉篤紀 2167 2012年4月28日 39歳8か月 日本ハム  
広瀬叔功 2157 1972年7月1日 35歳10か月 南海  
秋山幸二 2157 2000年8月18日 38歳4か月 ダイエー  
宮本慎也 2133 2012年5月4日 41歳5か月 ヤクルト  
清原和博 2122 2004年6月4日 36歳9か月 オリックス  
小笠原道大 2120 2011年5月5日 37歳6か月 中日  
前田智徳 2119 2007年9月1日 36歳2か月 広島  
谷繁元信 2108 2013年5月6日 42歳5か月 中日  
新井貴浩 2107 2016年4月26日 39歳2か月 広島
中村紀洋 2106 2013年5月1日 39歳9か月 DeNA
(日2101/米5)
古田敦也 2097 2005年4月24日 39歳8か月 ヤクルト  
松原誠 2095 1980年4月23日 36歳3か月 巨人  
山崎裕之 2081 1983年9月18日 37歳8か月 西武  
福留孝介 2074 2016年6月25日 39歳1か月 阪神 ※△
(日1576/米498)
藤田平 2064 1983年5月3日 35歳6か月 阪神  
有藤通世 2057 1985年7月11日 38歳6か月 ロッテ  
江藤慎一 2057 1975年9月6日 37歳11か月 ロッテ 故人
加藤秀司 2055 1987年5月7日 38歳11か月 南海  
和田一浩 2050 2015年6月11日 42歳11か月 中日  
小久保裕紀 2041 2012年6月24日 40歳8か月 ソフトバンク  
新井宏昌 2038 1992年7月8日 40歳2か月 近鉄  
野村謙二郎 2020 2005年6月23日 38歳9か月 広島  
柴田勲 2018 1980年8月7日 36歳5か月 巨人  
アレックス・ラミレス 2017 2013年4月6日 38歳6か月 DeNA  
田中幸雄 2012 2007年5月17日 39歳5か月 日本ハム  
駒田徳広 2006 2000年9月6日 37歳11か月 横浜  

 

 

退会者

           
投手(通算200勝以上)      
           
選手名 最終勝数 達成日 達成時年齢 最終所属球団 備考
金田正一 400 1958年6月6日 24歳10か月 巨人  
堀内恒夫 203 1980年6月2日 32歳4か月 巨人  
           
野手(通算2000安打以上)      
           
選手名 最終安打数 達成日 達成時年齢 最終所属球団 備考
榎本喜八 2314 1968年7月21日 31歳7か月 西鉄 故人
谷沢健一 2062 1985年10月23日 38歳1か月 中日  

 

入会資格を有する

未入会者

           
野手(通算2000安打以上)      
           
選手名 最終安打数 達成日 達成時年齢 最終所属球団 備考
落合博満 2371 1995年4月15日 41歳4か月 日本ハム  
アルフォンソ・ソリアーノ 2097 2013年8月7日 37歳7か月 ヤンキース
(日2/米2095)

※ソリア―ノはNPBでプロ野球のキャリアをスタートし、その後MLBで

プレーし日米通算2000本安打を達成していますので名球会への入会

基準を満たしていますが日本では2安打しか記録していません。

まあ、それ以前に彼が名球会に入りたいと思っているのかなのですが(笑)

 

 

2017年度

入会資格到達者

           
野手(通算2000安打以上)          
           
選手名 通算安打数 達成日 達成時年齢 所属球団 備考
荒木雅博 1961 2017年6月3日 39歳9か月 中日
青木宣親 1965 2017年6月11日 35歳5か月 アストロズ ※△
(日1284/米681)

 

 

2017年度中に

入会資格到達しそうな選手

氏名 所属 昨年まで 達成まで
福浦 和也 ロッテ 1932 68
阿部 慎之助 巨 人 1917 83
内川 聖一 ソフトバンク 1896 104
鳥谷 敬 阪 神 1872 128

入会資格

 

現在の入会資格基準の問題点と改善案

現在の投手の入会条件は通算200勝もしくは通算250セーブとなっていますが、この条件でいくと先発、抑えのポジションで投げない中継ぎ投手からはまず名球会入りする投手は出てこないでしょう。

そこで改善策として、ホールドポイントのみの入会基準も付け加える、ホールドポイントとセーブポイント、勝ち数を合算しての入会資格基準を設け基準を満たす投手は過去に遡って入会を認める等の見直しが必要ではないかと思います。

ホールドポイントやセーブポイントを何勝分で換算するかというと難しいところですが、中継ぎ投手に日が当たりにくい現在の制度は何らかの改善が必要でしょう。

 

厳密に言えば昔は130試合制で現在はそれより10試合以上増えていますので打者は2000本安打に有利になっています。

加えてMLBは162試合制ですのでもっと有利になります。

このゲーム数の違いを換算して計算すると、現在143試合制のNPBは1.1倍の2200本を入会資格にする、MLBで打った安打数は0.9倍で換算するという方式も有りかもです。

ただ、MLBへ行った日本人野手の打撃成績をNPBでの成績と比較するとやはり日本よりレベルが高いと見なさなければいけないようですので単純計算も出来ませんね。

それに今から1.1倍の2200本を基準にすると揉めそうですしね。

 

投手は、先発ローテンション投手であれば昔は中3日で投げていましたが最近では中6日が主流ですので登板数が減りこちらは昔より200勝利が難しくなりました。

勝ち数だけであれば180勝とか190勝位に基準を緩くするか打者の基準を2200本位に上げるかという考え方も有ります。

時代は変化しますのでその都度改善が必要かと思いますが今更変更するとかえって不公平になるのかもしれませんね。

 

結論として下記2点だけは改善必須でしょう。

 

1)中継ぎ投手のホールドポイント数基準を加える事。(ホールドPのみの基準)

2)現役中に先発、中継ぎ、抑えの3ポジションで投げる投手もいますので、勝ち星、ホールドP,セーブPを合算した基準を加えること。

 

大野豊(148勝138セーブ)、斉藤明夫(128勝133セーブ)、小林雅英(日米通算40勝234セーブ)、斎藤隆(日米通算112勝139セーブ)、藤川球児(日米通算48勝225セーブ、2016年終了時点)、上原浩治(日米通算131勝126セーブ、2016年終了時点)は、勝利数とセーブを合算すると250以上となりますが、入会資格は与えられておりません。

この辺りも見直しの協議があっても良いのかなと思います。

 

(敬称略)

名球会って何だっけ?①

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いつから「昭和」がはずれたのだろうか?

 

2017年6月3日、中日ドラゴンズの荒木選手が2000本安打を達成しました。

続いて8日後の6月11日に大リーグでヒューストンアストロズの青木選手が日米通算2000本安打を達成しました。

これにより今年既に2人の選手が名球会入りの資格を有しました。

皆さんもお気づきかと思いますが2000本安打はほぼ毎年到達者が出ている、それも複数出ているのですが200勝投手は滅多に出ない。

投手の入会資格は勝ち星だけでなく250セーブでもOKなのですが、こちらも中々到達者が出ません。

200勝と2000本の難易度違いすぎない?

そもそも最初は「昭和名球会」だったし?
金やんはどこ行った?

正直私も聞かれても全部答えられません。

なのでこの機会に名球会について調べて、情報を整理してみようかと思います。

(敬称略)

 設立のいきさつと概要

正式名称は、一般社団法人日本プロ野球名球会(英名: Golden Players Club)は、野本のプロ野球界でプレーした選手および元選手による法人格をもった団体です。

通称:名球会

現在の理事長は山本浩二、顧問は長嶋茂雄王貞治

金田正一の発案により1978年7月24日に設立されました。

当初の入会条件の中に昭和生まれであることが規定されていたため「昭和名球会」とも呼ばれていましたが、現在では記録・実績における入会資格の条件を満たせば平成生まれでも入会できるようになりました。

なお、1926年12月24日(大正15年12月24日)以前に生まれた元選手については未だに入会することができません。

(大正以前に生まれた有資格者で御存命の方は既におられませんが)

 

2009年11月、金田正一が名球会とトップから退きました。

これは、金田のワンマン運営と金銭関係の不透明さへ不満を持った一部会員がクーデターを起こしたためだと報じられましたが真相は明らかになっていません。

しかし、名球会を退会した事からみても何らかのトラブルは発生していたようです。

金田の退陣後、名球会事務所はカネダ企画社内から東京都中央区京橋のビルに移転しました。

金田以外にも、堀内恒夫、谷沢健一も退会しています。

この辺につきましては4年前に週刊誌に掲載された記事が有りますので参考までにお読み下さい。

確かに金田はテレビでこの週刊誌に掲載されている記事の様な事を言われているのを私も見ました。

 

 

金田正一氏、谷沢健一氏、堀内恒夫氏が名球会を退会していた

 

昭和生まれで、投手なら200勝か250セーブ、野手なら2000本安打を記録した選手が入会できる「日本プロ野球名球会」(以下、名球会)。まさに球史に燦然と輝く成績を残した者のみに与えられる最高の栄誉である。しかしこの名球会の会員名簿から、3人の名前が忽然と消えていた。いったい、何が──。

 名球会を退会した3人とは、“ミスター・ドラゴンズ”谷沢健一氏、V9時代の巨人のエース・堀内恒夫氏、そして400勝投手であり名球会創設者の金田正一氏。いずれも名球会発足初期からのメンバーである。なぜ、その名前が名簿から抹消されているのか。
 
 理由について名球会事務局に訊ねたが、「確かにこの3人は退会していますが、理由は当会としてはわかりません」と答えた。
 
 ならば、本人たちに聞かねばなるまい。しかし彼らの返答も、今ひとつ要領を得ないものだった。まずは谷沢氏の弁。
 
「退会の理由はいえません。でもボクは今でも名球会の会員ですよ。カネさんも堀内君もそうだと思うが、今も会員として自覚ある行動をしているつもりです」
 
 堀内氏は、夫人を通じて「退会しました」と答えるのみ。先日、参院議員へ繰り上げ当選を果たした同氏。政界への挑戦が退会の原因かとも思われたのだが、ある会員は「政治家転身は関係ないはずだ」と否定する。
 
 創設者の金田氏も「退会などしておらん」という主張を繰り返した。
 
「名球会はワシが作った会なんだから、退会なんてありえない。今の名球会は、ワシが作って育て上げたものを横取りした別の組織だ。本当の名球会は自分でちゃんと守っていますよ」
 
 退会しているのに、まだ名球会員だと言い張る往年のスター選手たち……。どうにも話が見えてこないが、この背景を理解するためには、名球会の歴史を振り返っておく必要がある。

 名球会は1978年7月、金田氏の音頭で創設された。将来の野球の底辺拡大に寄与すること、利益を社会還元することなどを設立理念に掲げたが、一方で選手同士の互助会的な役割も備えていた。

「OBたちで引退後の生活を助け合うために、金田さんが立ち上げた親睦団体という側面もある。会員の冠婚葬祭時には、規定額を包むのが慣わしとなっていた」(古参の会員)

 1981年には税務上の理由から「日本プロ野球名球会」を商号とする「株式会社」となる。王貞治氏、長嶋茂雄氏、金田氏のONKが取締役となり、株を会員に分与。会員が株主となって運営されてきた。

 転機が訪れたのは2009年だ。金田会長が会を私物化しているのではないかという疑惑が噴出し、その解任要求を議題とした株主総会の招集が請求される「クーデター」が起きたのである。

「名球会は長らく金田氏の個人事務所と同じ住所で登記され、経理もほとんど同じスタッフが処理していた。毎年開かれる総会で会計報告はあるものの、毎回10分程度でシャンシャン閉会となり、不透明な部分が多かった。質問をしようものならカネやんに“文句があるならオレの事務所へ来い”と一喝され、誰も発言できる空気ではない。会員の不信感は高まっていった」(球界関係者)

 紆余曲折を経て、結局は金田氏が役員の辞表を提出。その後、名球会は2010年に一般社団法人として現組織を設立(王貞治・理事長、柴田勲・副理事長)、株式会社の方は2011年2月の株主総会をもって解散した。

 金田氏、谷沢氏、堀内氏の3人は、この“新”名球会側の動きに反対を示し退会。自分たちこそが、「本流」であると主張しているというわけだ。

 退会時にも一悶着あったという。複数の会員らの証言をまとめると、以下のような状況だった。

 社団法人化にあたり、各OBには会員になるかどうかの書類が送られてきた。金田氏はそもそも社団法人化に反対していたため、もちろん拒否。「ワシを泥棒扱いしたヤツらには従わない」と怒り心頭だったという。

 谷沢氏は新体制側に疑問を持っており、「帳簿などおかしな面が多い。もう一度、名球会そのものを作り直すべきだ」と全会員に意見書を送る行動に出た。新体制側は谷沢氏の説得を試みたが、決裂。退会を余儀なくされた。

 堀内氏は、一旦は書類を提出して会員になったが、その後退会。詳細は不明だが、執行部との間に確執があったとされる。

 谷沢・堀内両氏は金田氏に近しいことで知られ、3人の離脱を金田派・反金田派の「喧嘩別れ」と見る向きもある。

※週刊ポスト2013年8月30日号

 

 

2009年にゴタゴタが有ったのは私も覚えています。

事の真意は部外者の私らには分かりかねます。

しかし、大きなお金が動くのですから会計等についての質問が有れば答える義務は有りますね。

全会員が納得出来ないというのはよく分かります。

 

 

 

WBC 2017年大会振り返り

 

http://www.wbc2017.jp/img/news/article/20170323_1_1-7.jpg

 

 

WBC、終わっちゃいましたね。

決勝までは行って欲しかったのですが残念でした。

まあ、準決勝まで進めば悪くはないと思います。

予選リーグを勝ち抜くのだって簡単ではないのですから。

 

今朝の「サンデーモーニング」で張本氏が打順が間違っている様な事を言われていましいたね。

張さんの推すラインナップは、

1、ショート   坂本

2、セカンド   菊池

3、DH     山田

4、レフト    筒香

5、ファースト  中田

6、ライト    鈴木

7、サード    松田

8、キャッチャー 小林

9、センター   秋山

 

青木は内川と並んで代打の切り札で起用する。

もう全盛期の青木ではない、年齢も35歳で下り坂だからそういう起用が良いとの意見でした。

 

私もこのラインナップに賛成です。

青木ありきで打線を考えるからなんだか妙な感じでした。

山田3番、坂本1番の方がタイプ的にしっくりきます。

短期決戦だから状態、成績次第では組み替えも必要でしょうけど。

現役メジャーリーガーで唯一参加してくれた青木を外しにくかったのでしょうか?

8番、9番は微妙ですが、1番への繋がりを考えるとこういう組み方も有りですかね。

 

次の大きな大会は2020年の東京五輪、そして2021年WBCです。

その頃はまた新戦力が台頭してきて今回のメンバーとはがらっと変わった顔ぶれになっているかもしれません。

大リーガーになっている選手もいるでしょうね。

次期代表監督として何人か名前が挙がっていますがはたしてどなたになるのでしょうか?

今のところ、原辰徳氏、中畑清氏、稲葉篤紀氏辺りが有力視されているようです。

 

今回は、WBC今大会の振り返りと次大会へ向けて、優勝する為には何が必要なのかを考えてみました。

  

決勝リーグ結果

 

ドジャー・スタジアム
2017年3月21日(火) 10:00 プエルトリコ 4 - 3 オランダ結果
2017年3月22日(水) 10:00 日本 1 - 2 アメリカ結果
決勝ドジャー・スタジアム
2017年3月23日(木) 10:00

プエルトリコ 0 - 8 アメリカ結果

 

 

 

大会MVP&ベストナイン

 

 

日本チームからは千賀投手だけが選ばれました。

優勝したアメリカよりもプエルトリコの方が選出が多いですね。

個人的にはプエルトリコの捕手モリ―ナが印象に残りました。

肩の強さもですが良くランナーの動きを見て送球で刺し、チームのピンチを救っていました。

打率6割1分5厘、4本塁打、12打点のバレンティンも選ばれています。

当然でしょうね。

今大会の3冠王ですから。

どうも今大会で自信をつけ、大リーグ入りを希望しているみたいです。

全試合かどうかは分かりませんがWBCではバレンティンはライトを守っていました。

守備は上手くないし肩も強くないのに何故??

でしたがチーム事情も有るのでしょうね(笑)

大リーグ行けたとしてもDH制のアメリカンリーグでないと難しいでしょうね。

大リーガーって守備もそこそここなせないと使って貰えないみたいですから。

しかし、NPB開幕したらバレンティンは要注意です。

故障さえなければ数字を残せる選手ですし、ホームラン数も40本以上を望める選手ですので。

しかし、あの捕手殺しの片手フォロースルーは止めて欲しいですね。

昨年もセ・リーグの捕手二人の頭を叩き退場にしましたから。

後ろに下がれば盗塁を刺すのが難しくなるし、ワンバウンドも取りにくくなります。

 

日本チーム打撃成績

 

嶋の故障も有り正捕手として起用された小林が良く頑張ったと思います。

昨年の強化試合では投球をポロポロとよく後逸していましたが、今大会はワンバウンドするような投球もよく止めていました。

肩の強さは元々定評が有りましたがリード、捕球共上達したと評論家も誉めていました。

打撃が本物なのかはシーズン始まってみないと何とも言えませんが捕手としての小林の成長、活躍を由伸監督喜んでいるでしょうね。

 

 

 

日本チーム投手成績

 

投手陣は大リーガーが全員不参加なので心配だったのですが、それでも十分世界で通用するレベルである事を見せてくれました。

千賀のお化けフォークや牧田の下からの軌道の球を相手チームの打者は打ちあぐねていました。

菅野も準決勝では大リーガー相手に見事な投球でした。

ダルビッシュ、岩隈、田中、前田、上原の参加がなくても皆、頑張ってくれました。

権藤コーチ、行きあたりばったりの投手起用と御自分で言われてましたが、やり繰り大変だったと思います。

今大会で登板機会が少なかった投手は公式戦へ向けての調整が大変かもしれませんが、故障しない様仕上げて欲しいと思います。

 

WBC王者へ返り咲く為に必要な事は?

手元で動く球への対応

外国人選手と比較すればパワー、肩の強さは日本人選手は太刀打ち出来ませんから日本チームは以前から「スモールベースボール」を掲げて戦ってきました。

打球の飛距離の差も歴然ですが、内野手、捕手は座ったままの様な体勢からでも送球できます。

日本は機動力を使い守りを固めミスの少ない野球で勝っていくスタイルでこれまでも戦ってきました。

このスタイルは今後も変わらないでしょうし、変えなくても良いと思います。

では、何が足りなかったのか?

アメリカ戦を観ていて皆さんも思われたかと思いますが、メジャーの投手の球は速い上に打者の近くでよく動いていましたね。

日本チームの打者は芯を外されて内野ゴロの山を築いていました。

得点は菊池のホームランによる1点だけでしたがあの時投げていたアメリカの投手も160キロ近い速球を投げ込んでいて、こりゃとても打てんやろうなと正直思って観てました。

ところが結果は逆方向へホームランでした。

しかし、その後は得点どころかヒットすらほとんど打てませんでした。

日本が勝つには延長戦に持ち込んで、タイブレークで犠牲フライの得点狙いしかないかなと思いながら観ていました。

結果的には松田の3塁ゴロファンブルで1点を失い負けましたが、エラーも野球にはつきものですし打てなかった事も敗因です。

動く球にどう対処するかが今後の課題の一つだと思います。

例えばですが、同様の動く球を放れるマシンを開発するとか今の技術なら出来るかもしれません。

人が投げる様な球とは違いが出るかもしれませんが慣れる為には有効かもしれません。

 

カリブ海のチームとももっと対戦を

それと、もっとUSAや南米のチームとの強化試合をする必要が有るのではないでしょうか。

調べてみたら、日本はまだWBCでドミニカ共和国やベネズエラと戦ってないのです。

この辺りのチームと1次予選や2次予選で戦った方が優勝へは近いのかもしれませんね。

決勝リーグは負けたら終わりですが、予選は2勝か1勝でも勝ちぬけ出来る可能性が有りますし、日本が優勝した第1回大会、2回大会でも「もうだめか」と思われた状況からの予選突破でした。

 

足のスペシャリスト

後、攻撃面では足のスペシャリストを入れた方が良いかもと思いました。

昨年で引退した読売の鈴木選手みたいなプレーヤーです。

1点が遠い時にランナーが出たら盗塁し1ヒットでの得点を狙う戦略です。

 

縦の変化球とサブマリン

投手陣では千賀の様に縦に落差の大きい変化球を持った投手、牧田の様なサブマリンが外国人打者には有効でしたので次回大会でも何人かメンバーに欲しいところです。

第1回、2回大会でも渡辺俊介投手が活躍した様に国際大会ではサブマリンが有効です。

メジャーにも何人か下手投げの投手はいるそうですが、私はテレビで観た事は有りません。

いても、ただ下から投げるだけなのかもしれませんね(笑)

渡辺や牧田の様に地面すれすれから来る軌道、制球力がなければ通用しないでしょうから。

私が印象に残っているサブマリンは上記の2人以外では山田久志投手(阪急ブレーブス)、松沼博久投手(西武ライオンズ)ですかね。

日本球団も絶滅危惧種になりつつ有ります。

長島茂雄さんと大学で同級だった杉浦忠投手(南海ホークス)は記憶に有りませんので調べてみると、私がプロ野球を観だした頃には既に引退されていた様です。

1965年で一度引退し、翌66年の開幕前にコーチ兼任で5シーズン現役復帰された様ですが兼任だから余り投げていなかったようです。

現役復帰も周囲からの慰留によるものだったそうです。

61年から血行障害で苦しんでおられたそうですからこれにより現役が短命だったようです。

ランナーがいればクイックで投げれないとモーションの大きい下手投げは盗塁され放題になりますし、足腰の強靭さコントロール等、サブマリンを育てるのは大変なのでしょうが絶滅しない様に育てて欲しいと個人的には願っていますし国際大会を勝ち抜く為には欠かせないピースだと思います。

今の日本球界では牧田投手以外代表入り出来そうな下手投げはいません。

是非とも育成して欲しいです。

プロのみならず、アマチュア界の指導者にもお願したいところです。

プロで生きていくには下手投げは有効です。

そして、サブマリンは日本の「キラーコンテンツ」です。

牧田投手も今年11月で33歳になりますので次回WBC時には36歳ですので出場出来るか分かりません。

引退している可能性も有ります。

彼の後継者を育てて欲しいと思います。

長くなりましたが以上が私の考えです。

最後まで読んで頂きまして有難うございました。

侍JAPAN WBC 2次予選までの成績と決勝トーナメントの放送予定等

 WBCここまでの振り返り

 

日本の準決勝の相手はアメリカになりました。

アメリカに勝てば、決勝戦の相手はプエルトリコ対オランダの勝者になります。

しばらくゲームは有りませんが、2次予選までの日本のチーム成績、個人成績を確認してみましょう。

 やや打高投低の傾向でしょうか。

 

プールB順位表&チーム成績(1次予選)

順位国名得点失点打率防御率本塁打盗塁
1 日本 3 0 22 8 .303 2.67 6 5
2 キューバ 2 1 16 14 .340 4.50 2 4
3 オーストラリア 1 2 15 8 .265 2.88 4 2
4 中国 0 3 1 24 .124 8.25 0 2

 

プールE順位表&チーム成績(2次予選)

順位国名得点失点打率防御率本塁打盗塁
1 日本 3 0 24 14 .333 4.03 4 5
2 オランダ 2 1 32 11 .351 3.12 7 0
3 イスラエル 1 2 9 21 .200 7.56 1 0
4 キューバ 0 3 7 26 .217 7.43 2 0

 

打撃成績

WBC2次予選までの個人打撃成績

 筒香、山田、坂本、松田、辺りは当然と言った成績でしょうが、伏兵(失礼)小林がこんなに打ってるんですね。

チーム打率も3割を越えてますし決勝トーナメントでもこの調子を維持してもらいたいです。

投手成績

WBC2次予選までの個人投手成績

 

一番投球回数が多い千賀が9回を投げて未だ無失点と素晴らしい安定感ですね。

速い真っすぐとオバケフォークのコラボは相手打線を苦しめています。

菅野には奮起して欲しいですね。

 

決勝トーナメントの放送予定

※日本時間での放送予定日時です。

決勝ラウンド

J SPORTS
放送日時対戦カードチャンネル
2017年3月21日(火) 9:45 プエルトリコ vs オランダ J SPORTS 3
2017年3月22日(水) 9:45 日本 vs アメリカ J SPORTS 3
2017年3月23日(木) 9:45 準決勝(1) 勝者 vs 準決勝(2) 勝者 J SPORTS 3
TBS系列
放送日時対戦カード番組サイト
2017年3月21日(火) 9:55 プエルトリコ vs オランダ TBS
2017年3月22日(水) 8:00 日本 vs アメリカ TBS
テレビ朝日系列
放送日時対戦カード番組サイト
2017年3月23日(木) 9:55 準決勝(1) 勝者 vs 準決勝(2) 勝者 テレビ朝日

 

 

 

 

 

決勝ラウンドへ向けて

 

日本代表チームは日本時間の19日、20日とアリゾナでMLBのチーム(カブス、ドジャース)と練習試合を行い決勝ラウンドが開催されるロスアンゼルスへと移動します。

練習試合は2試合共敗戦ですが、ここは勝ちに行く選手起用ではないので問題ないでしょう。

ただ、時差ボケやアリゾナとロスの気温、気候の差が大変かなと気掛かりです。

最近のアリゾナの最高気温は35℃~37℃位、ロスは15℃位で夜はかなり冷え込むそうです。

アリゾナとは20以上の気温差が有る様です。

西海岸の球場は空気が乾燥していてボールは良く飛ぶらしいのですが、春先のドジャースタジアムは海風の影響で多湿となりボールが飛びにくくなるそうです。

加えてファールグランドも広いので投手には有利ですが、狭い東京ドームで予選ラウンド10本塁打を放った日本打線がどれだけ点が取れるかですね。

多分、日本で戦って来た予選の時より長打は減るでしょうからバントや機動力が重要でしょう。

東京ドームは日本チームには戦い慣れたグラウンドで空調も効いているので快的にゲームが出来たでしょうが今度は慣れないグラウンドで寒い夜の屋外球場です。

30球以上投げた投手は中1日空けないと登板出来ないので準決勝は決勝戦も見据えた投手起用が必要です。

球数上限は95球になりますので先発の出来が良ければ長く引っ張れますが、相手の先発投手を打ちあぐねるとシャットアウトされる危険性も有ります。

まあ、ここまで来たら各選手の力を信じて見守るしか有りませんが、1日でも長くゲームをして楽しませて欲しいですね。

それと、故障をしないで自分のチームへ戻って欲しい。

日本時間では平日の10時~のゲームですのでリアルタイムでにテレビで見れる人は余りいないかと思いますが、皆さん携帯やスマホで途中経過はチェックされるのでしょう。

携帯にワンセグが付いていれば休憩中とかに少しは見れるでしょうがワンセグが無い人は喫茶店とか休憩室のテレビですかね?

スカパーでプロ野球セットやJスポーツに加入している人はスマホ、タブレットにスカパーのアプリを入れれば自分の加入しているチャンネルを端末で観れますよ。

多分、スカパー加入者の皆さん御存じかとは思いますが。

雨が降らなければ良いのですが、どうも現地の天気予報では余り良くないみたいです。

それでは、優勝目指して侍を応援しましょう!

 

侍JAPAN WBC 2次予選 対イスラエル戦

全勝で決勝リーグ進出

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ついに6連勝、侍JAPAN強いですね。
WBCでは日本チーム初の全勝での予選突破。
投打の歯車が噛み合っています。
9回の3失点が少し不安ですが・・
投手陣は牧田以外は無失点リレー、打線は13安打8得点。
このゲームのMVPをあげると個人的には先発し5回を投げ被安打1、無失点の千賀投手ですね。
残念ながら千賀投手が投げている時は打線の援護が有りませんでしたが、彼の好投が勝利への流れを呼んだと思います。
150キロ台の真っすぐとオバケフォ―クで打者を翻弄している感じでした。
イスラエルはクローザ―の「ザイド」を先発で起用しましたが4回を投げて被安打4、2四球、無失点とまずまずの好投でゲームを作り貢献しましたが、その後の継投で大量失点し敗北しました。
今大会の台風の目の様なチームでしたが残念ながらこの敗北で2次予選で消える事となりました。
キューバは2次予選1勝も出来ず惨敗でWBCを去ります。
次回大会は奮起してくるでしょうね。

E組の2次予選結果

1位:日本    3勝0敗
2位:オランダ  2勝1敗
3位:イスラエル 1勝2敗
4位:キューバ  0勝3敗


という事でE組からは上位2チームの「日本」と「オランダ」が20日からの決勝トーナメントへ進出します。
 

素晴らしい集中打とナイン、観客を盛り立てる菊池の守備


5回までは両軍投手の好投でお互い無得点でしたが、6回に先頭打者筒香のバックスクリーンへ飛び込む1発で日本打線が目覚めた様に繋がりました。
打者一巡し、11人攻撃で5点を奪いビッグイニングとしましたが幸運も有りました。
小林が打った内野ゴロを投手が1塁へ悪送球し、その後小林は1、2塁間に挟まれたのですがイスラエルの内野手が3塁へ送球し3塁ランナー松田、2塁ランナー小林が共にセーフとなりました。
VTRを見ると、この時投手が1塁への送球が悪送球となったのは3塁手と接触していたからの様でした。
今大会での小林は本当にラッキーボーイですね。
次の山田敬遠で2番菊池のタイムリーが出てまた打線が繋がりましたからここのオールセーフは大きかったと思います。

守備では6回1死からのライトへ抜けそうな当たりを菊池の好守備でピンチを阻みました。
スライディングしながら打球を捕球し体勢を整えながら送球。
普通の野手なら捕球出来たとしても、その後の送球体勢を取るのにもっと時間が掛かると思いますが、この選手は捕ってからの動きも速いのです。
肩が強い事も有りますが。
知らない人もいるかと思いますが彼は元々遊撃手でした。
大学時代もカープ入団時もショートを守っていたのですがセカンドの東出(現カープ打撃コーチ)が故障したことからセカンドを守る様になりました。
肩はショートの田中広輔よりずっと強く、田中の事をいつも弱肩と呼んでいじっているそうです(笑)
菊池の好プレーが出るとベンチ、スタンドのファンが非常に盛り上がり、いい感じになりますね。
このプレーが6回裏の攻撃でいい流れに繋がったのかもしれません。

私がこのゲームのMVPにあげた千賀投手は今大会はここまでリリーフとして投げていましたが、前回の登板後に次回登板は先発で行くという事を権藤コーチから告げられたらしいです。
まあ、昨季はずっと先発で投げ12勝もしている投手だから不思議でもないのですが。
私は知らなかったのですが彼は2011年に育成ドラフト4位入団だったのですね。
てっきり通常ドラフトの上位指名で入団だと思っていました。
育成枠での入団でも活躍する選手結構多いですね。

最終回の牧田ピッチングが気掛かりです。
8対0なのでクローザ―が投げる必要も無かったかもしれませんが、決勝リーグまで日にちが開くので調整の意味もこめての登板なのかなと思ったのですが、モチベーションがどうしても上がらなかったのか、それとも調子が悪かったのか、点差が開いてなければヤバかったですね。

決勝トーナメントへ向けて

http://www.wbc2017.jp/img/overview/tornament.gif



※決勝トーナメントの開催日はアメリカ時間ですので、日本時間とは異なりますのでご注意下さい。


上記の表の様に日本はまずF組2位のチームとの対戦になりますがF組はまだ順位が決定していません。
日本時間3/16現在の成績は下記の通りです。

プールF組

1位:アメリカ    1勝0敗
1位:プエルトリコ  1勝0敗
3位:ドミニカ共和国 0勝1敗
3位:べネゼラ    0勝1敗

まだまだどこが上がってくるか全く分かりません(笑)

決勝トーナメントでは投手の球数制限は95球までになりますのでKOされなければ先発投手は5回以上投げてくるでしょう。
うまく少ない球数で乗り切れれば7回位は投げれそうです。
先発投手を打ちあぐねると終盤までねじ伏せられる可能性も有ります。 
後、残るゲームは勝ちぬいても2試合です。
日本は21日にF組2位と対戦し、このゲームに勝てば22日に決勝戦進出となります。
後2ゲーム有ると仮定して、先発投手は誰が務めるのでしょうか?
私の予想は準決勝が菅野、決勝戦進出なら千賀です。
根拠はそれでいけば両投手共に中6日で放れるからシーズンと一緒で調整しやすいかなと思うからです(笑)
順番を逆にすると千賀投手は中5日になりますが、決勝トーナメントは負けたら終わりなので逆も十分あり得ますが・・
それとも武田の先発が有りますかね?
私は無いと思いますが。
いずれにせよ対戦相手次第では準決勝の先発投手変更の可能性も有るでしょう。
決勝戦でまたオランダと対戦する可能性も有りますし、今後も楽しみです。
3度目のWBC優勝を祈って21日から応援しましょう!




2次予選での日本チーム投手陣投球数

1戦目(オランダ戦)
石川:49
平野:13
千賀:30
松井裕:17
秋吉:5
宮西:17
増井:8
則元:28
牧田:29


2戦目(キューバ戦)
菅野:74
平野:9
増井:12
松井裕:10
秋吉:14
牧田:12

3戦目(イスラエル戦)
千賀:63球
平野:15
宮西:8
秋吉:11
牧田:36