両リーグMVP予想
MVPは誰の手に
ベストナインが発表されました。
私の予想は大体当たっていましたが、両リーグ共バッテリーを外してました。(笑)
まあ、大谷はダブル受賞も有るかも?
とは言っていましたが・・
やはり記者投票では記録だけでなく印象度も大きく影響ありそうですね。
とりあえず今回も私なりの考えでMVPを予想してみます。
MVP表彰は1950年から始まったそうですが、優勝チームからの選出がほとんどです。
セ・リーグでは3回だけです。
パ・リーグはもう少し有るみたいです。
セ・リーグでの優勝チーム以外からのMVP選出は、1964年、1974年の王貞治、2013年のバレンティンです。
王さんは64年には55本塁打、74年には三冠王を取っていますし、2013年のバレンティンは60本塁打でそれまでの王さんらが持っていた年間最多本塁打55本を更新しています。
それ位のインパクトが無いとまず優勝チームから選出されているという事ですね。
まあ、「最高殊勲選手」だから優勝に貢献した選手が選ばれるのは当然でしょう?
私の案では、「最高殊勲選手」と「最優秀選手」と二つの表彰にすれば良いのではないかと思います。
ちなみに最近ではMVP=「最優秀選手」と訳されている様ですが、となれば優勝チーム以外でも個人成績で選出されなければ矛盾するので私の個人的な意見です。
「最高殊勲選手」は優勝チームから選出、「最優秀選手」は優勝に限らずその年にリーグで一番活躍した選手を選出とする。
勿論、同じ選手がダブル受賞する事も有るとは思いますが、それはそれで良いのではないでしょうか?
いくら良い成績を残しても弱小チームに所属している限り日の目を見れなくなる訳ですから。
まあ、ベストナインやゴールデングラブは取れますけど・・
MVP
セ・リーグMVP予想
先ずは候補となる選手と成績を上げて比較してみます。
野手の候補
出場試合数 打数 安打 打率 打点 本塁打 盗塁
坂本(読) 137 488 168 .344 75 23 13
鈴木(広) 129 466 156 .335 95 29 16
筒香(横) 133 469 151 .322 110 44 0
菊池(広) 141 574 181 .315 56 13 13
山田(ヤ) 133 481 146 .304 102 38 30
※S=セーブ、H=ホールド
投手の候補
登板数 投球回 勝敗・S,H 防御率 勝率
菅野(読) 26 183.1 9勝6敗 2.01 .600
ジョンソン(広) 26 180.1 15勝7敗 2.15 .682
野村(広) 25 152.2 16勝3敗 2.71 .842
中崎(広) 61 61.1 3勝4敗34S7H 1.32 .429
山田や筒香も立派な成績なのですが三冠王とかプロ野球新記録クラスでないと優勝チームからの選出になるというデーターがはっきり出ていますので優勝チームのカープから選出になると思います。
新井、鈴木、菊池、ジョンソン、野村の誰かと私は見ていますが、野村は勝率が立派なのですが投球イニングが少ない事、ジョンソンも200イニング近くまで投げて無い事、中崎は負け数が4つ有る事でMVPまでは届かないかなと思います。
鈴木誠也もシーズン初めに故障で出遅れ出場数が129試合なので最終的には新井と菊池の一騎打ちになるのではないかと思います。
かなりの接戦になると思えますが走攻守全てに貢献度が高く最多安打、最多犠打、守備で何度もピンチを救いまた、ピンチの芽を摘み取る守備を見せた菊池が獲得すると私は予想します。
新井はスタメンを外れ休みを貰った回数が結構多い事、苦手な投手の時には休みを貰ってた事(藤浪等)から141試合に出場した菊池を推しましたが記者の印象には新井の方が強いかもしれません。
緒方監督も新井のMVPを予想していましたね。
(新井の200本安打祝いのパーティだからリップサービスの意味もあるかもしれませんが)
パ・リーグMVP予想
候補の選手と成績です。
野手の候補
出場試合数 打数 安打 打率 打点 本塁打 盗塁
中田(日) 141 569 142 .250 110 25 2
レア―ド(日) 143 547 144 .263 97 39 0
大谷(日) 104 323 104 .322 67 22 7
角中(ロ) 143 525 178 .339 69 8 12
投手の候補 ※S=セーブ、H=ホールド
登板数 投球回 勝敗、S,H 防御率 勝率
石川(ロ) 23 162.1 14勝5敗 2.16 .737
有原(日) 22 156 11勝9敗 2.94 .550
大谷(日) 21 140 10勝4敗 1.86 .714
和田(ソ) 24 163 15勝5敗 3.04 .750
パ・リーグも特別抜きんでた成績の選手はいませんので優勝チームからの選出になると思います。
中田の打点、レア―ドの本塁打数は立派ですが両者共打率が低いです。
規定打席、規定投球回数には届かないものの大谷の成績は凄いですね。
3割、20本塁打、10勝、防御率1点台、もう1試合先発して投げていれば規定投球回
数もクリアし最優秀防御率も取れていたでしょう。
チームの勝利の為に打者起用が多くなりタイトルを逃したと言って良いでしょう。
打者、投手としてチームのリーグ優勝、日本一に一番貢献したのは間違いないと言えますので大谷が獲得すると私は予想します。
発表、表彰は明日ですが皆さんは誰だと予想されますか?
しかし、大谷君来季の年俸どれ位上がるのでしょうか?
前代未聞の事をやっているので昇給も前代未聞になるのでしょうね。
どうも1~2年後位にはポスティングでメジャーへ行きそうですので移籍金も入りますし日ハムとしても大判振る舞いが出来そうですね。
では、また。